コラム塗り壁に関する知識やお役立ち情報を、わかりやすくお届けします。

2025/08/05

“素材”から提案する、これからの家づくり― 他社と差がつく「塗り壁・塗装」の可能性 ―

家づくりにおいて大切なのは、ただ住まいを形にすることだけではありません。
「どんな暮らしがしたいか」というお客様の想いにどこまで寄り添えるか。それを実現する上で重要なカギとなるのが、“素材”の選択と提案です。
今、多くのお客様が「個性のある仕上げ」を求める時代になっています。
他社との差別化を図るためにも、「塗り壁」や「塗装」という選択肢に改めて注目してみませんか？

INDEX

・クロス貼りの標準化とその課題
・注目を集める塗り壁・塗装の魅力
・塗り壁で広がる家づくりの個性と体験
・匠屋おすすめの塗り壁・塗装材
・まとめ「価格ではなく、価値で選ばれる工務店に」

クロス貼りの標準化とその課題

住宅業界の現状では、コストや施工性の高さから「クロス貼り」が標準仕様となっています。確かに、工期が短縮され費用も抑えられることは大きなメリットです。

しかしその一方で、どの家も似たような印象になる・・・“質感”や“個性”を出しにくい。

空間そのものに物足りなさを感じるなどの課題が現場の声として多く上がっています。SNSなどで多様な事例を目にしたお客様からも「もっと違う仕上げはないの？」といったご相談が増えているのが今の実情です。

注目を集める塗り壁・塗装の魅力

そこで改めて注目されているのが「塗り壁・塗装仕上げ」です。塗り壁・塗装は、左官職人による手仕事から生まれる独特の質感や、自然素材ならではの温もりが魅力。

主なメリットは

一点ものの表情（唯一無二の仕上がり）

調湿・消臭など環境性能の高さ

立体的な陰影と柔らかな光の反射

経年変化を楽しめる味わいと多岐にわたります。また、「ホテルのような非日常感」「暮らしの質が上がった」など、お施主様からの評価も高まっています。

塗り壁で広がる家づくりの個性と体験

塗り壁を選ぶことで、ご家族の家づくりはより“体験”としての価値を帯びます。
どんな色やパターンにするか一緒に考えたり、DIYで仕上げに参加したりすることで、住まいへの愛着や思い出が深まります。

また、素材そのものが自然由来で体や環境にもやさしいことから、「健康」や「サステナブル」な家を目指す方にもぴったりの選択肢です。

さらに、住んでからも小キズの補修や経年変化を楽しみながら育てていけるのも塗り壁の醍醐味。素材にこだわることで、家とともに家族の物語が紡がれていくのです。

匠屋おすすめの塗り壁・塗装材

匠屋では、多彩な塗り壁材の中から数ある塗り壁材の中で、とくにおすすめしたいのがこちらです！

Sto（シュトー）｜左官仕上げの外壁材

Stoはドイツで誕生し、世界中で選ばれている外壁用の高機能塗り壁材です。
その最大の魅力は、優れた耐候性と耐久性にあります。酸性雨や強い紫外線といった厳しい自然環境にも強く、仕上げの美しさが長年に渡って持続します。

デザイン面でも、伝統的なものからモダンなものまで多彩な表情を持たせることができ、塗り方のバリエーションやカラーバリエーションも豊富です。普通のサイディングやタイルでは出せない“柔らかさ”や“陰影”、さらには左官ならではの立体的な質感も実現できます。
一般住宅はもちろん、デザイン性を重視した店舗や施設の外壁にも多く採用されており、外観に本物の個性を求める方には特におすすめの材料です。