#36 StoにまつわるQ&A①

こんにちは!
株式会社匠屋のこんどう(@Takumiya_style)です。
梅雨が明けました!夏本番です!気象庁が発表したこの先の1か月予報では、10年に一度クラスの高温になる日があるとか・・・。

10年に1度クラスの高温 来週注意 – Yahoo!ニュース

子どもたちは夏休みですが、大人は毎日仕事(^^;熱中症対策万全で毎日乗り切りたいですね。


StoにまつわるQ&A

 

Q.長期優良住宅には通気層が必要ですがStoは対応していますか?
A.HolzTherm(Sto外断熱工法システム)では、通気層付きのご用意がございます。ただし、自治体により判断が異なりますのでご注意ください。


Q.匠屋取扱のStoと他社取扱のStoの違いは何ですか?
A.正規販売品か並行輸入品の違いとなります。弊社は、ドイツに本社を置くSto社(Sto SE & Co. KGaA )の日本正規代理店であるStoJapanより、仕入れ販売を行っております。そのためStoの読み方はドイツ語での「シュトー」と発します。一方で並行輸入品の場合はアメリカからの仕入れ販売になり、「スト」と発しております。
また、ドイツ製Stoはオーバル缶に入っているのが特徴で、材料自体は厚塗りができるためコテ塗りに工夫ができます。日本の風土に合っているのも特徴のひとつです。
日本に並行輸入されているSto製品に関しましては、品質管理、保管方法、調色方法が正規販売品とは異なります。また、カラー番号が異なるためご注文の際にはご注意ください。
※弊社取扱いのSto仕上げ材は『3』から始まるカラー番号です。


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建築家・武田清明による、既存の地下空間を生かし時代を引き継ぐ「6つの小さな離れの家」

2022年日本建築学会作品選集新人賞を受賞し、住宅や別荘、事務所やインテリアまでも手掛けている建築家・武田清明。
そんな武田が手掛けた長野県・茅野市の住宅「6つの小さな離れの家」は、戦前から引き継がれてきた家を“既築×減築×改築×増築”と組み合わせる、新築でもリノベーションでもない独自の設計方法によって、“小さな建築群”へと再編したプロジェクトです。


「6つの小さな離れの家」が佇む長野県茅野市は、自然豊かで周囲の山々から下りてくる小川が住宅地に張り巡らされ、夏でも涼やかな気候が特徴的です。しかしその反面、冬になると足が凍るような寒さが地面に染み渡るほど厳しい寒さを迎える地域でもあります。そんな寒さの厳しい地域にあった一軒家の敷地内には、室(むろ)や、防空壕、井戸などの地下空間が長年使用されずに眠っていました。

そこで、設計を手掛けた武田は、眠っていた地下空間の防空壕や井戸、むろなどを積極的に活用することを考え、新しい敷地の開拓から始めました。
土地いっぱいに建っていた母屋は、バラバラに分棟化して「減築」を行い、地下空間の「既築」だけでなく、地上の構造体も「改築」することにより、利用できるものはそのまま使い回し、できるだけ残したのです。その結果、地下と地上に立体的な「遺跡のランドスケープ」のようなものが生まれました。
そして、その上に地中熱の活用を意識しながら、“既築×減築×改築×増築”という工種の掛け合わせによって、「6つの小さな離れ」が出現したのです。

スケールは小さく家具のような存在の“離れ”

「6つの小さな離れ」は、“食器棚の離れ”、“本棚の離れ”、“井戸の離れ”、“温室の離れ”、“冷蔵庫の離れ”、“葡萄酒庫の離れ”からなります。それぞれの離れのスケールは小さく、建築というよりも家具に近い存在感です。
それぞれの離れに設けられているガラスの透明な外装は、採光が不可欠な地下を健康的に維持できる環境装置として機能しています。

昔の人々の知恵を生かし、外の居場所が計画された「6つの小さな離れの家」。設計を手掛けた武田は、6つの小さな離れの家について、次のようにコメントを残しています。「『現代では造りえない過去の技術』と『過去では造りえない現代技術』がハイブリッドに重なり合うすることで、『新しい野生的建築』がランドスケープの上に生えるようにして生まれた。かつて、人の命を救ったかもしれない空間、生きるために築かれたそんな空間、それがあったからこそ、今の新しい生活がある。暮らしながらそう思えるような、古くて新しい『未来の家』を目指した。」

敷地の中、すぐそこに別荘のような空間があることで、思わず外に出たくなり、外での時間も楽しめる。外に出て光や風、鳥や植物に触れることによって、私たちも地球の一部であることを改めて感じることができる…。

「6つの小さな離れの家」はそんな日常を送ることができる住まいです。

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